「買収の原資は手元の資金から支出」被告人質問で河井克行被告明かす【Nスタ】

元法務大臣の河井克行被告が５日の裁判で、買収に使った資金について、「自民党本部の交付金でまかなったことはない」と説明しました。

　河井克行被告（５８）はおととしの参院選で、妻の案里元被告（４７）を当選させるため、地元議員ら１００人に現金あわせて２９００万円を渡し、買収した罪に問われています。

　５日の裁判で河井被告は、弁護側から買収の原資について問われると、「全て私自身の手元にあった資金から支出した」と答えました。その上で、買収の資金が「自民党本部の交付金から支出されたのでは」という疑惑について問われると、「自民党から交付された１億５０００万円は、会報誌や事務所の経費に全て使った」「自民党からの交付金は、１円たりとも買収資金に使っていない」と力説しました。

　さらに、河井被告は「政治家・河井克行の遺言」と称し、「生涯にわたり選挙に立候補しない」と明らかにしたほか、「案里の純粋で尊い、清い心を踏みにじった」「死んでも死にきれない」とハンカチで目を押さえる姿もみせました。（05日17:09）

#河井被告 #買収 #被告人質問

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