魚と野菜を同時に育てる「アクアポニックス」　生態系を模倣　農薬や化学肥料に頼らない生産性と環境配慮を両立した持続可能な次世代の循環農法　ふじさわアクポニビレッジ

野菜の水耕栽培と魚の養殖を掛け合わせた次世代の持続可能な循環農法「アクアポニックス」が注目を集めている。１９８０年頃からアメリカで始まった農法で、魚の排泄物を微生物が分解し、それを植物が栄養として吸収、水は再び魚の水槽へと戻る...という自然界の生態系を模倣し食糧を生産する。農場で導入されるほか、近年では企業の障害者就労支援の取り組みとして導入されるケースも多い。